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2006年8月21日 (月)

認識

フィットネスジムのサウナの中で、60歳ぐらいの方が「ジムに通うようになって、糖尿の飲み薬を飲まなくてもよくなった」と喜んでいました。

薬に頼らず、食事と運動でコントロールできるのが理想ですから、それは良いことなんですが「インスリンを飲むと(内服薬)、体からインスリンが分泌されなくなって、飲み続けないとダメになるから・・・」とおっしゃっていました。

今のところ、内服薬のインスリン製剤は開発されていません。

内服の糖尿病薬は、一部の例外を除いて、すい臓のランゲルハンス島β細胞から分泌される内在性のインスリンをより出させる作用を持つもの、また、インスリン受容体を活性化させて、インスリンを作用しやすくする治療が主体です。

それでも、追いつかない時、また早期の糖尿病でも、すい臓の疲弊を防ぎたいときにインスリンを注射する治療に移行することになります。

正しい知識を持って、療養に望んでいただきたいので、思わず口を挟みそうになりましたが「余計なおせっかい」かな・・・と思い直し、黙っていました。

本当は医療者の一員として、患者様に対して「何かをして差し上げたい」という気持ちを、持っていたいと思っています。

8月 21, 2006 at 09:50 午後 仕事・会社 |