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2006年9月 1日 (金)

信頼関係

仕事を進めていくには信頼関係が必要です。

仕事以外でも、友人関係でも、家族関係でもそうですが。

患者様と我々との間にも、もちろん信頼関係は必要です。

我々がお渡しする薬剤を、安心して飲んで頂くには絶対に信頼関係を構築しなければ成り立ちません。

患者様が服薬状況や副作用の情報など何も教えてくださらなければ、一般的な服用上の注意点ぐらいしかご説明できません。

我々の説明を信用していただかなければ、薬物治療もうまく進みません。

「私は自分で医学や薬学を勉強して知っているんだから、私が言う薬を処方して欲しい。」という患者様がいらっしゃいました。

ご自身の病気ですから勉強されるのは、とても良いことなのですが、私どもは一応これでも「プロ」ですので、薬の選択ですとか、服薬方法に関しては私どもの話を受け入れて欲しいと思います。

もちろん、他の薬剤や治療法の選択肢を含め、現在の薬剤がベストだと考えている理由、それにともなうリスクなどもご説明させていただき、ご理解いただくのは我々の責務だと考えています。

インフォームド・コンセント」は大切です。

ですが、我々が科学的根拠に基づいてご提案している治療法の選択肢から、ご自身で決定していただくのと、何かの本で調べた薬剤の処方を強要するのとは別です。

国民の税金(保険料)を使った保険診療である以上、スーパーの野菜のように、欲しいものを何でもカゴに入れて購入できるような種類のものではありません。

また逆に「先生にお任せしているから、大丈夫。」と言われる患者様も多数いらっしゃいます。

我々を信頼し、服薬指示をきちんと守っていただけるのは、ありがたいのですが

「どうしてこの薬を飲む必要があるのか?」

「何かを改善すれば薬を減らしていけるのか?」

服薬と治療のモチベーションを保っていただくためにも、薬に対してもっと関心を持っていただきたい場合もあります。

私どもは、適正な薬剤治療を通じて患者様の疾病の治療、また健康維持に貢献できることを目標として、日々がんばっていますので、時間には制約がございますが、その中でもできるだけ疑問・質問には答えていきたいと考えています。

9月 1, 2006 at 10:43 午後 仕事・会社 |