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2007年5月14日 (月)

調査

先週末、患者様から「口渇」(喉が渇くこと)と「味覚異常」が起きて困っていらっしゃるとのことをお聞きしました。

薬剤によるものか、亜鉛不足など別の要因によるものなのかは不明だそうです。

文献を調べてみますと、かなりの薬の文献に「口渇」の副作用情報が記されています。

薬の添付文書には因果関係が『否定できない』ものは全て記されてしまいますから、何が原因なのかが分からなくても症状が起きれば、載っているわけです。

今回の患者様の場合でも、過去の分まで含めると10種類ぐらいの薬剤に「口渇」がありました。

「味覚異常」は1種類だけでした。

発現頻度も「不明」がほとんどでして、記載があっても「0.1%未満」で、「どの薬剤を、どうすれば良いのか」患者様には何と申し上げていいのか分からない状態でした。

悩んだ結果、この患者様には郵送で、この患者様の服薬歴から「全ての」副作用情報を提供させていただきました。

これが最善の方法だと思ったのですが、何か釈然としない心境です。

情報公開、情報提供は大切ですが、提供するだけではなく「道筋」をつけていかないと、患者様を混乱させるだけになってしまいます。

5月 14, 2007 at 10:41 午後 仕事・会社 |